日記・談義坊 /

核ごみ最終処分場選定ほんとにできるの?


 原発の使用済み核燃料から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)最終処分場の候補地として適正のある「科学的有望地」の提示が先送りされている。本当に提示できるのか、疑問である。
 私は、昨年6月、港区芝のNUMO(原子力発電環境整備機構)を訪問し、「核ごみ最終処分場選定」について、政府が言っている「有望地提示」の問題について調査研修をおこなった。
 このことについては、本会議での一般質問で取り上げたのですが、正直いって、「核ごみ最終処分場選定」なんてできないと思っています。
 有望地マップの発表はできるでしょう。火山や活断層の付近などは適正が「低い」、それ以外は適正が「ある」、核のごみを海上輸送しやすい沿岸20キロの陸域は「より高い」の3区分で示すことぐらいは、先送りになったとしても政府の意地からでもやるでしょう。人口密度や地権者数などの社会的条件については除外するってことですから、現実性については、疑問ですが。
 過去の発電(稼働)による廃棄物がすでに存在し、最終処分場整備が不可避であるという現実は認めざるを得ません。しかし、原発は再稼働させれば、核のごみは増え続けます。最終処分場がみつからないなら、今すぐに、ゼロにした方がいいに決まっています。
 政府は有望地マップを手がかりに適地を複数に絞って、建設場所を最終決定する方針とのこと。
 考えてもみて下さい。適地選定に何年かかることでしょう。万が一、適地・有望地の自治体や住民の同意を得ることができたとしても、「文献調査」に(2年程度)、「概要調査」に(4年程度)、「精密調査」に(14年程度)の3段階を経て、建設場所を最終決定ということになります。核ごみ処分場の場所選定に20年以上も掛かるって話です。
 それまでの行き場を失った核のごみは、どう処分すればいいのか?
 やっぱり、原発即ゼロにすべきですよね。そう思いませんか?