日記・談義坊 /

核ごみ最終処分地はどこに?


 南日本新聞の1面トップに、「核ごみ最終処分地」月内にも適正マップの公表の記事が踊る。薩摩川内市の議員13名が、北海道幌延町に政務調査で訪れたことが記事になっている。彼らは、2月にも東京のNUMOに、研修に出向いている。核ごみ最終処分地の問題を積極的に、正面から取り組むんでしょうか。
 私も、昨年一人ででしたが、NUMOに研修(勉強)に行ったのです。議会で一般質問でも取り上げましたので、くり返しません。「マップが公表された途端、国民的議論が噴出するだろう」「原発が立地する市の議会として、地層処分について市民に説明できなければならない」とのことで、北海道くんだりまで視察に行かれたようですので、議会にも注目しませんなら。本当に、議会として説明できますか。

 「核のごみは現に存在し、どこかが引き受けなければならない。原発への賛否とは切り離して考えていくべきだ」との理屈は、もっともらしい話に思えるが本当にそうだろうか。小泉元首相が、フィンランドの最終処分施設を見て、「(地震国の)日本において処分場(地層処分施設)のめどをつけられると思うほうが楽天的で無責任」と言って、原発ゼロを唱えました。こちらのほうが現実的です。
 日本学術会議も14年9月、重要な提言をまとめています。「地震や火山活動が活発な日本では万年単位で安定した地層を見つけるのは難しい」と。だから、「いつでも廃棄物を取り出せる施設で、数十~数百年間、暫定的に管理すべきだ」というものです。

 核のゴミ処分候補地マップのことを「科学的有望地」の使用を避け、「科学的特性マップ」と言い換えていますが、核のゴミ処分候補地を自治体に申し入れるための手続きであり、理由であることに変わりはありません。

 当然、次のような議論もおきることでしょう。
 「原発の恩恵を受けた立地自治体で処分するべきだ。原発で潤ったのだから」
 薩摩川内市の岩切市長は「原子力政策に協力してきたのだから他地域で選定してほしい」

 これから議論して参りましょう。