日記・談義坊 /

憲法違反の「教育勅語」がなぜ復活?


 関口宏の「サンデーモーニング」でも問題視されていた「教育勅語」。なぜ、いま復活の動きなんでしょうか?
 安倍内閣が「教育勅語」について、「憲法や教育基本法に反しない形」で教材として使用を認める閣議決定をした。
 安倍首相ご夫妻、稲田防衛大臣、そしてあろうことか文科省までもが、この教育勅語を全面否定しません。それどころか、勅語の内容を評価するような発言を繰り返しています。
 
 「『父母ニ孝』『兄弟ニ友ニ』『夫婦・相和シ』『朋友相信シ』などは普遍的な内容を持つ」と稲田さん国会で堂々と答弁していました。
 親孝行、兄弟仲良く、夫婦は仲睦まじく、友人を信じ合うべきだなどと言うことを学ぶために教育勅語を持ち出す必要はないでしょう。なぜ、教育勅語に依らなければいけないのかってことです。
 “普遍的”といわれるものは全て最後の“徳目”、「一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ以テ天壌無窮ノ皇運ヲ扶翼スヘシ」につながっているのです。まさに国民主権の否定そのものであり、軍国主義の要となる思想です。
 この教育勅語に対しては、戦後、衆院、参院でそれぞれ排除、失効の決議がされたのではないのですか。特に衆院の決議では、教育勅語が主権在君と神話国体観に基づいていることから、憲法98条の本旨に従い、排除するとされています。
 憲法98条は「この憲法は、国の最高法規であって、その条規に反する法律、命令、詔勅及び国務に関するその他の高位の全部又は一部は、その効力を有しない」と定めています。

 安倍さん、どうせ憲法改正しちゃうから、無視しているんでしょうか。