日記・談義坊 /

憲法記念日・集会に顔を出す!


 施行70年の節目記念日となった3日、鹿児島市での集会2カ所に参加。正直、憲法改正を目指す日本会議の集会にも参加したかったのですが。県護憲フォーラムが開いた集会と生協コープなど7団体で開催された「市民の集い」に出掛けることにしました。
 護憲平和フォーラムでは、鹿大の木村朗教授の講演がありました。
 いつものことですが、小難しい講演などは、歩留まりが悪くて、美代子さんに、どんな話だったか説明したくても、うまく話せない事が常であります。
 今回の木村先生の2時間の話の中で、興味を引いたって言うか、印象に残ったのが、元首相の鳩山由紀夫氏が唱えていたという「東アジア共同体」についてでありました。官僚や米国の抵抗で挫折したものの、東アジア共同体構想こそ、周辺諸国と対話し協調する最も有効な手段であるとのこと。鳩山氏は右派メディアから、「宇宙人」(私も、つかみ所のない彼をバカにしていました)と揶揄されていましたが、木村先生、鳩山氏を評価しながら、彼の人間性を紹介されました。
 鳩山氏は、沖縄でいまなお放置された遺骨収集を手伝い、中国や韓国で素直に謝罪する「人間的」な面を持っているってことです。
 EU会議に相当する東アジア共同体会議を沖縄に創設するよう提案されているのです。

 「沖縄自立と東アジア共同体」の中にある、鳩山氏の「沖縄を軍事の要石から平和の要石へ」の論文に詳しいとのこと。早速、会場で販売されていた著書を購入することでした。
 午後に開催された「市民のつどい」の会場で、小林節氏の講演を聴きながら鳩山氏の論文に目を通すことでした。だから、話半分ってとこです。午前の木村先生の講演で、頭も疲れ気味でしたので、小林氏の面白い小林節は頭には残りませんでしたが、心地よかったです。

 小林氏の講演は新聞でも宣伝されていましたが、美代子さんも「ぜひ行ってみたら」とのことで足を延ばしたわけです。美代子さん、参議院選挙の時の小林さんの選挙公報保存していました。何が気に入ったのでしょう?

 午前と午後の集会の違いは? 主催者の違いか? 私の偏見と思い込みでは、午前は社民党さんが主で、午後は共産党さんなどが動員されていたのではと思うことでした。メーデー集会も別々にやるんですもんね。まぁーいいか。

 70年前誕生した憲法について、GHQマッカーサーによる「押しつけ憲法」だとの主張があります。安倍首相も国会答弁で「現憲法は、日本がまだ占領時代にある中において作られ、いわゆる『マッカーサー試案』として押しつけられたもの」であるかのように述べています。
 マッカーサー試案は、「戦争の放棄」「戦力の不保持」が示されているだけで、その前段「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し」の部分は、「押し付け」られたのではなく、国会の委員会などでの党派を超えた真摯かつ熱心な議論を積み重ねて検討されている。先に報道されたNHKの憲法誕生に関する特別番組でも、鈴木義男議員などが提唱して、単なる戦争放棄の明記に留まらず、積極的な平和国家を目指す条文、世界に誇れる9条として誕生したことが明らかにされている。
 憲法は、何のためにあるのか?権力担当者を統制するためにあるのです。
 安倍さんは、とんでもない人です。特定秘密保護法、新安保法制(戦争法)、共謀罪法案、とんでもない現実です。
 このままでは、権力を縛るはずの憲法が国民を縛るものに「改悪」されかねません。
 平和憲法の理想を現実にするために声を上げましょう。