日記・談義坊 /

夏休みの宿題、百害あって一利なし!


 27日、夏休みの最後の日曜日、谷山の孫ん家を訪問。昨夜、遅くまで遊んでいたそうで、起きてもいない。
 9時過ぎて、ノソノソ起きてきた小学生の二人、「漫画倉庫に連れて行って」「コンビニに朝飯買いに行きたい」とおねだりです。
 「じいさまは、仕事があるんだから、朝の内に帰るんだ」と言っても、言うことをききません。パパさんに、「俺が連れて行くから」となだめてもらって、島に帰ることでした。

 気になっていた宿題「終わったの」と聞くじいさまです。当然、済んでいるはずがありません。なんで、子どもを苦しめる宿題ってものがあるんでしょうか? 小学校の先生をしているときから疑問でした。

 小学6年担任の時、学級PTAの場で「夏休みの宿題は出しません。ありません」と宣言したら、ザワザワ。親って、宿題出して欲しいんですかねー。案の定、校長に「おかしい」と抗議の電話もあったようです。校長先生から、「形だけでも、宿題らしいもの出せませんかねー」と指導を受ける。
 そこで、宿題二つ出しました。子どもにっていうより、親に対してでしたが。
 一つは、夏休みは「規則正しい生活を」が決まり文句ですが、不規則な生活の経験は、夏休みにしか出来ませんから「一日だけでいいですから、徹夜に親子挑戦してみて下さい。ご協力ください」。
 二つは、「何でも良いから、一日の遊びなどの暇に、『わからないこと、知らないこと、初めて目にしたこと』を一つ探して、親など誰かに聞いてみましょう。尋ねてみましょう」。
 子供も納得、親も納得はしなかったのでしょうが、「おかしい」との声は届きませんでした。ついでに、「ラジオ体操」は、子供の好にさせたらと、サボリの勧めをしました。

 ちなみに、宿題の結果ですが、一つ目の「徹夜挑戦」は、一人も出来なかったそうです。5時までトランプなどして起きていた子は何人かいました。二つ目の宿題ですが、これも毎日続けられた子は少ないですが、新聞記事でわからないことを探してスクラップした子や、町にある(大阪の門真市)看板などのわからない文字を書きとめた子供もいました。たぶんに、親の協力・手伝いがあってできたのでしょうが。

 とにかく、夏休みの宿題、百害あって一利なし!と思いますよ。
 一人一人に見合った・適した宿題を与えられたら良いでしょうが、皆に共通の形式的な形だけの一律の宿題では意味がないでしょう。

 海陽中の二年生のH君、アメリカにホームステイで20日間も滞在・旅したんだそうです。すごいですよね。親が偉いですね。私ん家の孫なんて出来ません。親も遣らないでしょうけど。
 だけど、夏休みにしかできない体験、良い財産として、成長の糧になると思いますよ。学校のくだらない宿題免除してやったらいいのに。