日記・談義坊 /

一人の子を粗末にする時 教育はその光を失う


 不登校の生徒の母親が涙ながらに実情を語ってくれた。
 私は、平成23年9月議会で、・いじめ問題や不登校への取組について ・しょう害のある子供の受け入れ対応状況について 一般質問をしたのでした。
 その後、7中学校に開設されている「心の教室」、中央公民館の「スマイルルーム」のことなどについて、関係者から聞き取り勉強もしました。
 そして、薩摩川内市で開催された、福岡にある立花高校の斉藤校長先生の講演を聴く機会がありました。
 多くの元不登校生が通う私立高校ですが、「名前を書けば入れる」「責任と自信を持って、迎え入れる」との校長先生の言葉が印象に残っています。
 「変な言い方かもしれませんが、安心して不登校でいられる学校でありたい」「一人の子を粗末にするとき、教育はその光を失う」「できないことを嘆くより、できていることを認め合う」などの話に頷くことでした。

 私は、平成24年3月議会で、この斉藤先生の話を一般質問で取り上げたのです。質問通告書には「傷つきながらもなお一生懸命頑張っている子どもたちの存在を認めよう」としたのでした。

 そのことを思い出しながら、お母さんの悩みを聞いたのです。恥ずかしながら、議会で取り上げたときは、本土での多くの事例は調査しましたが、地元手打でも現実にあるってことは知らなかったのです。昨年の中学校の卒業式の欠席生徒の存在を知らされるまでは。地域で共有できていなかったってことです。

 地区・地域としてどう向き合えばいいのか、何ができるのか答えは見いだせませんが、この問題を家族・家庭の問題として閉じ込めてはならないでしょう。
 ふと疑問に思ったのですが、学校では、校長先生をはじめ全職員で共有できているのでしょうか。生徒子どもたちにも共有させることができているのでしょうか。教育委員会としては取り上げてもらっているのでしょうか。

 私ができることがあるのか?何をすべきなのか?急いで、考えなければなりません。
 多くの方とも語ってみませんなら。
 親も子どもも、安心して不登校でいられる学校であって欲しいものです。
 傷つきながらもなお一生懸命頑張っている子どもの存在を認めましょう。
 「きみは、きみのままでいいんだよ」と言ってあげましょう。
 斉藤先生の講演の演題は「『いいんだよ』は魔法のことば」でした。
 議会答弁では、教育長も「いいんだよ」は、本当に心に響く大事な言葉だとおっしゃっていました。