日記・談義坊 /

トランプは狂気の大統領?


 連日、トランプの大統領令のことがニュースで取り上げられています。TPPからの永久離脱に始まって、オバマケアの見直し、中東・アフリカ7カ国から入国を禁止するなど大統領選挙で訴えた公約を、矢継ぎ早に発した「大統領令」の形で実現に移しています。
 権力の暴走・トランプ劇場、観たり聴いたりしている間は、面白いけれど、これからはどこへ向かって行くんでしょうか。
 アメリカの建国の精神はどうなるんでしょう。

 戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない。ーーーユネスコ憲章前文の一説である。
 「世界遺産」でなじみの深いユネスコは、教育、科学、文化の振興を通じて、国際平和と人類の福祉の促進を目指す国連の専門機関です。第二次世界大戦後、そのユネスコや国連の創設に主導的な役割を果たしたアメリカの新大統領が、“平和のとりで”ならぬ「差別の壁」を建設すると言うんだからビックリ・呆れてしまいます。

 世界遺産「自由の女神」の台座に刻まれているという、詩を思い起こそう。

  疲れ果て、
  貧しさにあえぎ、
  自由の息吹を求める群衆を、
  私に与えたまえ。

  人生の高波に揉まれ、拒まれ続ける哀れな人々を。

  戻る祖国なく、
  動乱に弄ばれた人々を、
  私のもとに送りたまえ。

  私は希望の灯を掲げて照らそう、
  自由の国はここなのだと。

    エマ・ラザラス(意訳青山沙羅)