日記・談義坊 /

選挙事務所でのお話!匿名での寄付処理に大事です。


 選挙事務所でのある日の出来事です。自転車で選挙事務所を訪ねてこられた中年の男性が、頑張ってくださいと、1円、5円、10円、100円玉がどっさり入ったナイロン袋をドーント机に置いていかれたんだそうです。お名前をと尋ねても、応援している一市民ですと名を明かさずに立ち去られたとのこと。数えてみると千円札も含めて5,000円以上もあったそうです。その場に居合わせたFさん、いたく感動して、写真を撮ってFacebookで流したんだそうです。会計さんは善意の寄付として処理し、預金口座に入金。
 しかし、世の中には、法律などに詳しい人もいらっしゃるんですね。善意の寄付だからといって安易に処理してはダメとの指摘を受けました。
 公職選挙法、政治資金規正法に触れる恐れがあるんだそうです。細かい条文の紹介は省きますが、とにかく足下すくわれたら大変です。
 公職選挙法によると、選挙運動に関わる寄付については、寄付者の住所・氏名・職業などの情報を受け取る側が記録する必要があるってことです。
 政治資金規正法によると、他人名義・匿名による寄付は禁止なんだそうです。ただ、1,000円以下なら匿名でもOKです。

 どう対処したらいいものか選挙管理委員会などに相談することに。相談された選管も、前例がないと困った様子。遺失物として、警察にでも届けたらとの助言もあったようです。
 しかし、拾得物でもあるまいに警察はないでしょう。
 県の選管などにも指導をいただき、政治資金規正法施行令第23条(匿名の寄付等に係る寄付物件の納付手続等)に基づき、県に申し立て手続きをすることになりました。
 善意の寄付が、国に納められることになるなんて、なんか納得できませんよね。

 山本太郎がカンパ(寄付金)を募っていたことを問題視する向きがあったようですが、しかし、誰でもやっていませんか?カンパ自体が違法だという誤解が広まるのは、健全な民主主義にとって問題です。何が違法なのか、勉強して、正しく処理できるようにしましょう。