日記・談義坊 /

成人式・大人について


 きょうは成人の日。121万人が大人の仲間入り。
 下甑町での成人式は、正月3日に開催。小中学校の恩師の先生たちも来られて、懇親会も行われた模様。私も、式典で祝辞がわりにサムエルウルマンの「青春の詩」を贈ろうと考えていましたが、残念ながら出席できなかった。川内本土では、10日に行われた。テレビで紹介されていた。
 テレビといえば、各地の成人式・若者の様子が報道されている。慣例となっている阿蘇市長の歌の披露、今年は、朝ドラ「あさが来た」の主題歌「紙飛行機」でしたね。上手でした。成人の皆さんも大喜びで、誇りに思っているようでした。
 また、いつものことですが、「びっくりポン」のいでたちで登場したりと話題を提供していました。ハメ外しすぎて、事故起こしたり、警察沙汰になるのは、論外としても、その時代の若者の文化・特権でしょうから、花魁の格好をしたりした若者の姿も容認されてしかるべきでしょう。
 北九州市は今回初めて「きちんとした服装での出席」を呼びかけたそうですが、「きちんとした服装」って、どんな姿・格好のことでしょう?
 成人の一人が言っていたように「新成人も十人十色。固定観念にこだわらず見てほしい」ですよね。

 私たちの成人式は、50年も前、式典はあったのでしょうが、参加はしていません。着る洋服なんども持っていませんでしたが、成人になったとの自覚も薄かったのでしょう。いっちょ前に、大人ぶってはいたと思いますが。美代子さんは、お母さんからお祝いにスーツを買ってもらったそうです。式典などには行かなかったそうですが、そのときの洒落たピンクの洋服は覚えています。どこでってのは、秘密です。

 今日の「農業新聞」のコラムで成人式のこと取り上げている。
 改めて、新成人が生まれた20年前のことを振り返ることでした。
 ふうてんの寅さんこと渥美清さんが亡くなったのもこの年。権力にこびず、情けに篤い人情家。庶民は(私もそうでしたが)映画館で「男はつらいよ」を泣き笑いしながら見たものだ。いま寅さんのような人はめっきりいなくなってしまいましたが。

 新明解国語辞典は、大人について
 「自分の置かれている立場の自覚や自活能力を持ち、社会の裏表も少しずつ分かりかけて来た意味でいう」と説明。
 コラムでは、表しか知らないきみたちには、ちょっとショックかな。と結んでいる。

 やっぱり、若者をみると羨ましいですよね。

 青春とは人生のある期間ではなく、心の持ちかたを言う。
 年を重ねただけで人は老いない。
 理想を失うとき初めて老いる。

 頭を高く上げ希望の波をとらえる限り、八〇歳であろうと人は青春にして已む。