日記・談義坊 /

初臨時議会・橋口議員も初登壇。


 議会改選後の初議会が開会された。初日は、議長選挙、副議長選挙であります。パソコンで議会中継を観ることでした。議長選挙は、予想通りっていうか、下馬評高かった新原さんが、18対8で当選。副議長選挙は、女性議員の登用で、議会刷新、女性が活躍できる薩摩川内市をと立候補した森永靖子さんと大田黒さんの選挙。一人会派の出方では、同数、抽選になるのではと思われていましたが、14票対12票で大田黒さんが当選。
 このこと(票の出方)が、二日目の川内原発対策調査特別委員会の設置に関する審議の紛糾に発展したのでしょう。一人会派外し、原発反対派議員の締め出しを露骨に画策しているとしか思えない動きであります。
 特別委員会の設置に関する決議案が2案提出されました。
 A案は、自民むつみ会と公明党さんから出された議案。「川内原子力発電所の安全対策に関し、市民の多様な意見の反映された調査が行えるよう、会派に属さない全ての議員が委員として参画できる委員定数12人の特別委員会を設置する必要がある。」との提案理由であります。
 B案は、新創会、新生会、それに一人会派の一人でもある坂口君も賛成者に名を連ねて、提出されたものです。定員を従来の10人に固守するものです。

 橋口芳議員も、A案に賛成討論をするとのことでしたので、直接傍聴にでかけることでした。傍聴席から議場を見下ろすのは初めての経験です。私が座っていた議席は、傍聴席からは見えません。居眠りしていてもセーフの場所なんです。傍聴者の皆さんからは、傍聴席が高すぎる、もっとフラットにして、議場を身近にって声があがっていました。

 特別委員会の設置に関する議案は、一括議題として上程され、提案理由の説明がそれぞれなされました。そして、A案、B案に対する質疑討論が一括して行われたのです。
 委員会などの構成・設置にあたっては、市民の多様な意見の反映が保証される、とりわけ少数意見が議論・審査の過程で保証されるようなルールづくりが大事です。
 
 討論の場面です。橋口議員、初めての経験で、どこで、どのように発言を求めたらいいのか、戸惑っているようでした。新人議員は、議席も最前列です。周りの様子もわからず、本当に心細かったと思います。「A案に賛成の討論ありませんか」の議長の声に、とりあえず、挙手をしていました。議長も心得たもので、「4番、橋口議員」と発言を認めてくれました。
 芳さん、起立はしたものの、それまでの質疑者が自席で発言していたことから、討論は、登壇して、壇上から行うのですが、どうしたらいいのか、迷っていたようです。
 登壇を促されて、壇上に。頭は真っ白、心臓もパクパクしたことでしょう。
 しかし、さすがです。しっかり発言、討論を行うことができました。

 自分は、脱原発を市民と約束して議会に送ってもらったこと。薩摩川内市にとって、川内原発対策調査特別委員会は、特別な意味を持つ大事な委員会であること。委員会で市民の多様な意見が反映された調査が行われるためにも、少数意見をしっかり受け入れてもらうためにも、一人会派からの委員選出を排除しないで、設置して欲しい。地方自治は、民主主義の学校といわれるに相応しい対応を。というような討論を行った。
 りっぱでした。初めてがなければ、2回目はないのですから、思い切って、発言した勇気に拍手です。

 採決は、記名投票でされましたが、予想通り、13対12で委員定数は、10人に決まりました。傍聴者も数の横暴だ、少数意見を切り捨てて、議会民主主義は成り立たないと嘆いていました。結果、一人会派の3人の中から、一人選出するよう迫られたそうですが、話し合いでは決着できず、暗礁に。
 苦渋の策で、井上、橋口で「脱原発の会」派をつくり、井上議員が、特別委員会に入ることになったようです。
 橋口議員は、入れずに残念でしたが、2年間しっかり勉強して、次の構成替えの時は、自信を持って委員になりましょう。