日記・談義坊 /

「死ぬ時ぐらい 好きにさせてよ」


   人は必ず死ぬというのに
   長生きを叶える技術ばかりが進化して
   なんとまあ死ににくい時代になったことでしょう。
   死を疎むことなく 死を焦ることもなく。
   ひとつひとつの欲を手放して、
   身じまいをしていきたいと思うのです。
   人は死ねば宇宙の塵芥。
   せめて美しく輝く塵になりたい。
   それが、私の最後の欲なのです。
                  (宝島社)

 裕子さんの葬式の朝、新聞(宮崎日日新聞)の2面ぶち抜きで、上記の広告文が載っていた。
 樹木希林さんが横たわった構図といい、胸打たれるものがあった。
 棺桶に そっとこの記事を忍ばせる3姉妹の姿があった。