日記・談義坊 /

原子力特別委員会・福祉施設の避難計画3カ所視察


 特別委員会には所属していませんが、市内の要援護者施設3カ所の現地視察に参加させてもらいました。
 川内原発の重大事故に備えた避難計画の作成状況や施設が抱える課題等について調査するためでありました。
 調査箇所は、障害者支援施設 川内なずな園(五代町)、特別養護老人ホーム 福和園(御陵下町)、障害者支援施設 川内自興園(百次町)。
 3カ所とも初めての訪問でしたので、勉強になりました。
 副委員長がインタビューで述べていたように、「それぞれの園には、それぞれの課題があり、一般的な避難計画を当てはめるのは難しい」ってことが、実感できました。
 避難計画を立てる過程で多くの課題が浮上したことも明らかにされた。実効性のある計画に仕上げるには、難しいと思うことでした。なずな園の施設長からは、これらの課題を19項目にまとめて文書にし、議会側にも示された。
 ・家族と逃げた通所者が一般の住民と避難所で一緒に過ごすのは困難。環境が変わると知的障害者はパニックに陥る心配がある。知的障害者の特性がわかっている施設職員でないと一般のボランティアでは、支援が難しい。
 ・車に乗って、避難する途中、入所者が発作を起こした場合に備え、途中の医療機関で受診できるよう環境整備が必要。等。
 ・自助努力はもちろんだが、行政の支援がないと克服できない課題も多い、と訴えがあった。
 福和園では、避難車両が足りない。搬送手段確保の支援が要望された。また、避難訓練では、入園者などの参加はできないとの現状も。
 これから避難計画を作成するとの自興園の責任者は、「どうしたらいいのか」との本音・戸惑いの声も聞かれた。

 一口に避難計画といっても、何をどう想定して作成したら良いのか、難しそうだ。