日記・談義坊 /

アメリカン・スナイパー


3月議会も始まった。6日には、我が会派も、代表質問に立ちます。甑島の振興についてもしっかり問題提起してもらいませんなら。私の個人質問、今回は、休むことにしました。甑島の呼称問題、もやもやして、前に進めないのです。私がやらなくて、誰がやれるのかってことですから、しっかり理論武装もして頑張らなければと気持ちだけは、空気入っているのですが。

4日には、「議会だより編集委員会」も招集されているので、合間を縫って、島にも帰り、皆さんの意見を聞いたり、確定申告など個人的な事も片付けたりと、考えていたのですが、日曜日は全便欠航。

気分転換にと、映画を観ることにしました。話題の『アメリカン・スナイパー』です。日曜日ってこともあって、満席。アカデミー賞作品賞にノミネートされているとは、ニュースで知っていましたが、実話に基づいて忠実に映画化されたものとは知りませんでした。

『アメリカン・スナイパー』の主人公であり、原作者として名が載っている男は、この作品の企画進行中のある日、撃たれて死亡したという。享年38歳。米軍史上最多の160人を射殺した、伝説のスナイパー(狙撃手)の活躍を、緊張し、固唾をのんで観ることでした。

帰りの車の中では、複雑な思いも駆け巡りました。

戦争の場合の人殺しは、犯罪のように一方的に片方(殺人者)だけが悪いのではなく、こちら側にもあちら側にも「正義や大義」があります。それぞれの側の軍人は、自分の側のそれを信じ、自らの命を賭して戦場に赴くわけですから。クリス・カイルは、イラク戦争で4回の実戦に参加している。こちら側では、“最強の狙撃手”も、あちら側では“ラマディの悪魔”なのである。

この映画も9.11の同時多発テロ事件をきっかけとした“イラク戦争”舞台である。9.11以降のアメリカの正義や大義は、本当に正しいのか、イラク戦争は正しかったのか、アメリカでも論じられることもあるらしい。

ネットでは、『アメリカン・スナイパー』論争とPTSD(心的外傷後ストレス障害)の問題が、いろいろと取り上げられている。

ドキュメンタリー『華氏911』で、イラク戦争をブッシュのデッチ上げだと批判したマイケル・ムーア監督は、「私の叔父は第二次大戦でドイツの狙撃兵に射殺された。狙撃兵は卑怯だ。英雄じゃない」と。

映画を観るってのも疲れます。

ゆっくりはできないかも知れませんが、手打に帰ってきます。