日記・談義坊 /

宇久町と小値賀町における「平成の大合併」


フェリーで手打に帰るところです。車を串木野新港に駐車する関係で、フェリー乗船が増えることでしょう。高速船とフェリーの寄港地(母港)が違うって、不便です。てなことを、喋っていたら、「議会で決めたことでしょう」と皮肉られました。その通りで、二口が告げません。

先日訪問した小値賀町とお隣の宇久町の合併(結果)について、考えてみることでした。

長崎県の「平成の大合併」の進捗は、全国第1位です。市町村は79から21へと減少し、市町村減少率(73.4%)が全国トップってわけです。全国に先駆けて合併推進室を設置し、市町村合併をきわめて積極的に推進してきた結果でしょう。

佐世保市を巡る合併も、いろいろあったようです。佐世保市と吉井町、佐世保市と世知原町においては、統合して3市町の法定協議会が設置され、2005年4月に佐世保市に編入されています。海を隔てた佐世保市と離島の宇久町、小値賀町では、任意協議会が設置されていたようですが小値賀町が離脱。佐世保市・宇久町の法定協議会で合併特例法失効直前の2006年3月末日に編入合併。佐世保市・小佐々町でも2市町間の法定協議会でもって合併となっている。佐世保市の一本釣りによる個別合併ってことでしょうか。

小値賀町(3,765人、財政力指数0.10)と宇久町(4,010人、0.11)は、地理的に隣接するだけでなく、人口規模や財政力指数においても類似するが、「平成の大合併」においては態度を異にしている。本土から約60Km離れて高速船で2時間25分を要する宇久町が佐世保市と合併したのは、鹿児島県の甑島4村が川内市と合併したのと類似していると比べ評されている。

それに対して、小値賀町では、住民投票(2004年)において、合併反対が1,297票、賛成が1,243票(投票率85.42%)の僅差でもって合併反対が多数を占めたとのこと。町長選挙も含めて、町を二分する激しい争いがあったようです。

2008年1月と4月に佐世保市長が小値賀町を訪問して合併協議を申し入れた際にも、町長は合併を拒否したとのこと。

県からの圧力・締め付けも相当なモノだったそうです。

網仕事をしている住民・漁師の皆さんに「合併しないことを選択して、後悔はありませんか?」とぶつけてみると、「金子さん(県知事)の関係者ではないでしょうね」と笑いを取りながら、宇久町と比べて、まだ、ましだという思い・自負が見て取れました。

いまでは、人口も逆転しているという。役場も小さくても、一国一城の拠点機能が残っていることがありがたいとのこと。宇久町は、支所になり、職員も減っているとのこと。小値賀町では、コネででも地元の職員が採用されるのが良いという。

小値賀町は漁業が中心の島で、体験民宿事業が盛んであり、合衆国などからも漁業の観光客があり、宇久町とは対照的に活気があると言われる。宇久町にもぜひ、往ってみたいものです。

小値賀島は、「もう一度訪れたい」2年連続1位なんだそうです。

27日の日曜日には、山川豊&氷川きよしの「島旅ニッポン」が放映されました。私は、大阪の「鹿児島ファンデー」に行っていましたので、帰ってからビデオで観ることでした。

しかし、テレビに出る人、皆さん元気でしたよね。目が輝いていました。

島って、良いですよね。甑島も輝かせましょう。頑張りましょう。

また、語りましょう。今度は、佐世保市の宇久町を訪ねてみませんなら。小値賀町のお隣なんです。上甑島と下甑島のような近さです。