日記・談義坊 /

『世界の果ての通学路』ほか2本映画鑑賞


いよいよ、9月議会本番です。市民福祉委員長としても最後の仕事になります。体調に注意をはらい、万全の構えで臨みませんなら。

心のケア、精神面での活力源である映画鑑賞と洒落こみました。

『世界の果ての通学路』

この映画は、道なき道を何時間もかけて通学する子どもたちを追った、ドキュメンタリー。感動します。

ケニアの少年は、毎日、7歳の妹を連れて、像やキリン、シマウマといった野生動物が出没するサバンナを小走りで学校に通う。毎日往復30kmの道なき通学路を4時間で駆け抜ける兄弟がいることを、あなたは信じられますか。両親は幼いふたりが無事に学校に通えるよう、毎朝のお祈りを欠かさない。

アルゼンチンのアンデス山脈の人里離れた一隅で羊飼いの息子として生まれたカルロス少年は、6歳から馬に乗って学校に通う。今は、5歳年下の妹と一緒に、誰もいない山々や美しい平野を駆け抜け、毎日学校に通う。ふたりが乗る馬のキベリトとは大の仲良しです。石ころだらけの崩れかけた道を進めるのも、変わりやすい山の天候をものともせず通学できるのも、冷静沈着なキベリトがいるおかげなのです。故郷を愛するカルロスは、地元に貢献するために、獣医を目指している。往復36km、3時間かけて。

モロッコのアトラス山脈。中心部にある谷にある辺境の村に生まれた女の子は、家族の中で初めて学校に行く世代なんだそうです。一帯は、冬には気温がマイナス20度まで冷え込み、数ヶ月にわたり雪が降る。そういった村ではこれまで、学校に通うことなど考えられもしなかった。女の子は医師になりたいという。字が読めない祖母や両親は、彼女を全力で応援している。彼女は、毎週月曜日の朝、夜明けに起きて、友だちと3人で、22kmの道を4時間かけて、全寮制の学校へ向かう。金曜日の夕方、3人の少女は同じ道を歩いて帰宅する。

インド南部のベンガル湾沿いの漁村。未熟児で生まれた少年は足に障害があり、歩けない。そのため、二人の弟が大活躍。オンボロ車椅子に兄を乗せて引っ張っていくのだ。道なき道を悪戦苦闘しながら小さな子どもが頑張って、学校に向かう。往復8km、2時間30分かけて。3人兄弟の笑顔がいい。

日本をはじめ、先進国では子どもが教育を受けることは義務であり権利とされている。通学環境も整備されている。この映画に登場する子どもたちの教育環境は正反対です。山奥の秘境の村や人口密度の低い草原に暮らすため近くに学校はなく、通学するには、何kmも歩かなければならないのです。

あなたは信じられますか。毎日往復30kmの通学路を、たった4時間で駆け抜ける兄弟がいることを。見渡す限り人のいないパタゴニア平原を、馬に乗って通学する兄妹がいることを。

どうして彼らはそんなに苦労してまで学校に行くのだろう?

映画の最後に、彼らのインタビューが流される。真っ直ぐな瞳で同じ思いを語る、

「夢をかなえたいから」

2本目は、『美しい絵の崩壊』。

親友同士の美しい母親と、その若き息子たちのお話。

「ノーベル賞作家ドリス・レッシングの愛の問題作、ついに映画化」の謳い文句に誘われて観ることに。

それぞれのベッドシーンに興奮し、ハラハラドキドキしながら、ドラマの成り行き・展開を追うことでした。禁断の愛って、麻薬みたいに麻痺してしまうんですかねー。

3本目も観ることにしました。昔、学生時代に、オールナイトで4本立て位の映画を徹夜で観たことがありましたが、映画の連チャン鑑賞もつかれますよね。

3本目は、『きっと、うまくいく』。

インド映画です。インドって、映画大国なんだそうですね。

笑える映画、泣ける映画、考えさせられる映画、『きっと、うまくいく』(原題:3Idiots)は、その全てが体験できる数少ない映画とのふれこみ。

物語は、エンジニアを目指す3人の学生の友情が次々と試されていく喜劇的・ドタバタ劇。確かに、笑える映画ではありました。170分と長編で、ちょっと疲れましたが。

映画館を出てから、『きっと、うまくいく』は、情熱や目標をもつことの意味、夢を追うことの大切さを教えてくれたんだ、と思うことでした。

3本も、まとめて観られて満足でした。