日記・談義坊 /

久し振りに漁船で灘渡り


川内裁判所の裁判官(判事)が、甑島簡易裁判所も担当されている。今回、熊本の方に転勤異動になられるってことで、送別会が行われた。昼は、最後の勉強・研修会。テーマは、「家賃の未払いや敷金の返還」について。最近、川内簡易裁判所においては、借家の家賃や敷金についての調停が立て続けに申し立てられているということもあって、勉強会の実施となったのでした。

内容については、またの機会に。

夜は、石原荘で送別の宴。結構な魚料理に満足、焼酎もすすむことでした。判事さんの人となりも判って親しみを感じることでした。裁判官なんてのは、浮き世離れした世間知らずの種族かと思っていましたから。酔いに任せて、裁判官なんて、嫌いな人種ですってこと、言ってました。「口は災いの元」とは。私みたいな奴のことだよね。

判事さんと居残りして、石原荘のご主人を交えて更に痛飲。旨いおつまみもサービスで付けて貰って、ごちそうさん。

話は、「明日は、帰られそうにない、どうする」ってことに。船欠航の場合、漁船チャーターしてでも帰りたかったら、女将さんが手配してくれるとのこと。判事さん、「鹿児島での最後の思い出に、乗ってみようかなぁー」ってことに。調子にのって、私もおつきあいを約束。もう一人、若いお客さんも同乗させてくださいと。

朝、夢現で、「シーホーク、フェリーとも全便欠航」の放送を聞く。しばらくすると、女将さんから「漁船チャーターできそうだが、どうされますか」との電話。昨夜の話、思い出すことでした。無理して帰らなくても、と思いながらも、判事さんとの約束を優先することに。

女将さん、三人では負担が重いからと、あちこちの民宿などに電話して、同乗者を募ってくださる。どうしても帰らなければという人もいて、10人になったとのこと。女の人も3人。皆さん、大丈夫なんだろうかと心配することでした。8時半出港とのことで、急いで朝食をとって、スタンバイ。

判事さん、船には弱いとのことで、朝食は抜き、酔い止めの薬も飲み、嘔吐用のナイロン袋まで用意して、乗船。

ジェットコースターより怖いかも。転覆でもしたら、生きて脱出できるんだろうかと思ってしまいます。泳ぎも得意ではありませんから。

船長の慎重かつ高い操船技術のおかげで、判事さんもゲロすることもなく串木野新港到着でありました。判事さん、我慢も限度ギリギリだったそうです。いつもよりスピード押さえて、23ノットでの走行だとのこと。

おかげさまで、議会の委員会打ち合わせも、予定通りできそうでなによりです。

漁船チャーターでの灘渡り本当に久し振りでした。十数年前までは、今は亡きD船長の船で、何回となく渡してもらったのでした。