日記・談義坊 /

川内博史氏の原子炉建屋内部の映像を観る。


最近、同窓会づいていて、今回は、大学時代の仲間と霧島湯之谷山荘に集うことでした。10年前も、ここに集い、気に入ったとかで、アンコール実施となったようです。

こんな所に温泉旅館があるんだろうかと思えるような奥まった場所です。車の離合もできないような細い山道を上って辿り着きました。「湯之谷山荘」っていうに、相応しいところでした。宮崎、大分、福岡、静岡、東京など各地から駆け参じています。前泊で泊まられた御仁もおられます。温泉に浸りきって、部屋で一日のんびり過ごしたとのこと。

私も、夜のノン方・宴会だけではなく、昼の霧島散策で皆さんと一緒に汗流し、おいしい酒に有り付きたいと思っていたのですが・・・・。

元国会議員の川内博史氏が、選挙区でもない薩摩川内市で、講演会をするとの案内を受けました。「福島第一原発原子炉建屋内部の映像」が観られるとのこと。

どんな事故でも、現場検証なくして、原因の特定ができるはずもありません。

国会事故調査委員会ですら、現場に立ち入ること、拒まれています。原子炉建屋内部は鉄骨・瓦礫などが散乱していて、足下も悪く危険であること、放射線量も高くて立ち入り困難、電源もなく真っ暗で、調査も不可能ってことで、現場検証もできないまま、今日に至っているようです。

福島の原発事故は、核心的な部分になればなるほど「分からない」ままです。そのような中、東京電力までもが、原発の再稼働を求めているようで、怒りを通り越して、あきれ果ててしまいます。

川内さんは、東電関係者以外の第三者として初めて、1号機の原子炉建屋に入り、映像撮影をされています。国会事故調も含め、国会議員はおろか、事故調査に関わる関係者誰一人、現場を見ていないんです。東電が提供する資料だけに基づいて、調査するってのは、おかしいですよね。

川内さんは、今年の3月13日と28日に、1号機の原子炉建屋にそれぞれ30分ほど入り、映像撮影をされています。

一回目の13日は、素人の川内さんでは、撮影は無理と、東電の係が撮すことになったそうですが、翌日見せられた映像は真っ黒。これでは、現場検証した価値がないと、強引に再度の撮影をお願いし、28日にもう一度となったようです。今度は、自分で撮影すると主張して、ビデオカメラも自ら準備し、入られています。すごいことです。

「事故調も入れなかった現場に、なぜ、川内さんは入れたの?」という、私の素朴な質問に、苦労話もされました。

原子炉建屋に入るには、「放射線業務従事者」の資格が必要とのこと。講習を受け資格をとられています。資格取得者は「放射線管理手帳」をもらえるんだそうです。その管理手帳にに記録された被曝量は、1回目5ミリシーベルト、2回目6ミリシーベルトの計11ミリシーベルト。

そもそも、原発の中に入るには、重さ20キロほどの鉛入りの防護服を着るのだそうですが、外気温が14度だった28日でも、動くだけで汗が噴き出し、防護服のマスク部分が曇り、視界がかなり悪くなる上に、息苦しい。現場での目視確認だけからの判断は厳しいと身をもって知ったとのこと。映像は、多くを語ってくれます。

ぜひ、皆さんも、ホームページ・ネットで、映像を観ることができますので、アクセスしてみてください。

東電は、原発事故の原因は津波による全電源の喪失であり、津波対策をすれば安全性が向上するとしているようですが、「地震原因説」が正しいような気がしてきました。

詳しくは、触れません。川内さん、鹿児島県だけではなく、いろんなところで、講演されているようです。頑張ってください。ご案内頂いてありがとうございました。

夜は、妻美代子さんの心配を他所に、持参した、「村尾」と「甑洲」もでしたが、いろんな所から持ち込まれた清酒とチャンポンで夜の更けるまででした。朝風呂これまた良しでした。朝酒もと贅沢したかったのですが、東京方面の飛行機便に空港まで送って帰ることでした。3年後に桜島にて、また会おうとのことでしたので、健康に気を付けて過ごしませんなら。