日記・談義坊 /

今の憲法じゃダメなんですか!?


「憲法記念日」は過ぎましたが、改めて「日本国憲法」を読んでみました。自由民主党の「日本国憲法改正草案」もやっと手に入れて、読んでいるところです。

憲法って、中学、高校時代、試験勉強や受験のために、中身を深く考えることなく、暗記させられるような形で、読んだ覚えがあります。前文など難しい漢字もあって難儀しました。だから、試験と無縁になったら、ほとんど忘れちゃいました。

42歳で議員になってから、「憲法ぐらい読んでいなくっちゃ恥ずかしい」と思って、全漢字ふりがな付きの本を買い求めて読んでいるんです。写楽BOOKS『日本国憲法』。

自民党の「憲法改正草案」と読み比べています。全部を読み比べるには、頭が痛くなりそうなので、関心のあるところを拾い読みってことで。

まず、憲法前文。現憲法に慣れ親しんでいるからかも知れませんが、格調高さが薄まった感じです。主語が「日本国民は」から、「日本は」に変えられています。国家主義的な臭いもします。「ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。」これって、大事ですよね。

天皇についても、「日本国の象徴であり」から「日本国の元首であり」とわざわざ明記する必要があるんでしょうか。

第二章の「戦争の放棄」は、「安全保障」となっています。現憲法の根幹だっただけに、ここに触るって事、違和感を感じます。「国防軍」の規定を設けるなど、怖いなあーと思います。改正しようとする側の狙いはここにあるんでしょうが。

すべての戦争は「守るため」に始まるのではないのでしょうか。「集団的自衛権の行使」とは、米国の戦争に参加・加担することになりませんか。

第9条「戦争の放棄」だけは、守って欲しいですね。

第三章の国民の基本的人権に関する部分についても、憲法の基本原則が覆されるようで、いやな予感がします。「公共の福祉に反しない限り」の現憲法で充分と思うのですが、わざわざ、「公益及び公の秩序に反しない限り」となると、時の権力者の都合に合わされるのではと思ってしまいます。

改憲要件緩和の96条改正を支持する世論が50%を越えているってことも、びっくりですが、時の政権の都合で、憲法改正の発議ができるというのは、危ないでしょう。96条先行改正が焦点になっていますが、9条改正の露払いに思えませんか。

憲法については、これからも論じましょう。

しかし、憲法を読むって頭痛くなりませんか。憲法が身についていないってことなんでしょうね。