日記・談義坊 /

エクレールお菓子放浪記


東日本大震災復興支援ってことで、議会と島では商工会から、映画の入場券を手に入れていたのですが、観る機会がありませんでした。文部省推薦的なまじめな映画って、好みではないのですが、川内文化ホールが最後でしたので、足を運ぶことでした。

どんな映画でも、観ると、感動しますね。

終戦前、そして戦後の混沌とした社会で、逞しく生きる少年の姿を軸にして、いろんな人の生き様を描いています。いしだあゆみ演じる主人公アキオの義母のえげつないほどのたくましい生きざまはさすがであります。

孤児院から感化院(こんな字でしたっけ?)送りとなったアキオ、義母の所で家族を感じることができたものの、そこを飛び出して、旅回り一座と行動を共にしたり、いろんな出会いと別れが・・・・。

終戦を迎えると、孤児たちの兄ちゃんとして、親分気取りで面倒をみるアキオ。彼の希望の光、支えとなっていたのは、感化院の陽子先生が教えてくれた歌「お菓子と娘」。映画の最後の場面、米一俵の賞品を目当てに、アキオがのど自慢大会に出場して歌ったのが「お菓子と娘」、透き通った素晴らしい歌声。すごく癒やされました。

昭和19年、20年、私は生まれたばかりで記憶すらありませんが、手打の我が家も戦争の只中で、いろいろあったようです。

親父も兵隊に徴集され、伊敷の練兵隊にいたようです。子どもの頃、「何やっていたの。ビンタくらってた」など尋ねたら、「上の兵隊さんのラブレターの代筆をさせられていた」なんて笑ってた。父と弟の叔父(息子たち)に面会に出かけたおばあちゃん、合う前に、20年4月の空襲で、電車のなかで死んじゃったんだそうです。私の姉・麗子は、終戦直後の8月、ちょっとした病気が因で、薬もなく、医者もいない手打で亡くなったのです。そして、母・一(カズ)は、精神を患い、実家に帰っていたようです。病院にでも、看てもらえたらよかったんでしょうに。

戦争って嫌ですね。戦争の犠牲者って、靖国に祀られている人だけじゃないんだ。