日記・談義坊 /

「青春の詩」サミュエル・ウルマン


マスコミ、テレビ・新聞上で、華やかな新成人の姿が紹介されている。我が薩摩川内市の成人式では、先日は「甑大明神マラソン大会」に来島された、瀬古利彦さんが講演をされた。良いお話だったそうです。聴きたかったなぁー。

私たちの頃の成人式って、学生時代だったこともあって、覚えていません。式典に着ていくような服も持っていなかったし。無関心でもありました。

美代子さんは、着物を作ってもらっていたようで、和服姿を覚えています。成人式にこさえてもらったんでしょう。

我が家の双子の娘達はと言えば、社会人になってからも着られるようにと、洋服でした。島での成人式でしたが、女の子達は、全員着物を着飾っていました。

今でこそ、両親お揃いでの成人式への参加ですが、娘達の頃は、親の参加はどうだったのでしょう。

私は、村時代の議長になったばかりで、初めての祝辞を述べる役回りだったようです。覚えてはいないのですが、娘曰く、「そん時から、サミエル・ウルマンの『青春の詩』の朗読だったよ」。もちょっと後からだったような気もしますが。

とにかく、16年間も、私の成人式での祝辞と言えば、「青春の詩」であります。

いつだったかも、紹介したような気がしますが、「青春の詩」を載せておきます。

 

      青  春

                        作 サミュエル・ウルマン

青春とは人生のある期間を言うのではなく、

心の様相を言うのだ。

優れた想像力、逞しき意志、炎ゆる情熱、

怯懦を却ける勇猛心、安易を振り捨てる冒険心。

こう言う様相を青春というのだ。

年を重ねただけで人は老いない。

理想を失うときに初めて老いが来る。

歳月は皮膚のしわを増すが、情熱を失う時に精神はしぼむ。

苦悶や、狐疑や、不安、恐怖、失望、

こう言うものこそ、恰も長年月如く人を老いさせ、

精気ある魂をも芥に帰せしめてしまう。

年は七十であろうと十六であろうと、

その胸中に抱き得るものは何か。

曰く、驚異への愛慕心、空にきらめく星辰、

その輝きにも似たる事物や思想に対する欽仰、

事に処する剛毅な挑戦、小児の如く求めて止まぬ探求心、

人生への歓喜と興味。

  人は信念と共に若く 疑惑と共に老ゆる、

  人は自信と共に若く 恐怖と共に老ゆる、

  希望ある限り若く 失望と共に老い朽ちる。

大地より、神より、人より、美と喜悦、勇気と壮大、

そして偉力の霊感を受ける限り、人の若さは失われない。

これらの霊感が絶え、悲嘆の白雪が人の心の奥までもおおいつくし、

皮肉の厚氷がこれを堅くとざすに至れば、

この時にこそ人は老いて、

神の憐れみを乞うる他はなくなる。

頭を高く上げ、希望の波をとらえる限り、

八十歳であろうと、人は青春にして已む。