日記・談義坊 /

邨情山趣(そんじょうさんしゅ)


ゴールデンウィークも終わりました。

パソコンに向き合うこともせず、忙しいようで、のんびりした休みでありました。

熱闘会議のメンバーで「日本酒を飲む会」など開いて、飲むことからスタートです。美酒は、純米酒「宝満乃雫」。会場はいつもの「南洲庵」です。新しいメンバーとの出会いもありました。

1階の会場では、熱闘会議の相談役大坪氏などを含むグループの懇親会(ノン方)も開かれた。

津軽三味線全国大会で優勝したという鹿児島出身の演奏家石井秀代山(しゅうだい)さんも同席されていて、紹介される。

急きょ始まった「生ライブ」で日本一の津軽三味線を堪能させてもらうことでした。

演奏は3曲。まず「よされ節」。

「余去る」ー余は去るから、あとはゆっくり楽しめよ、という意味とも

「世去る」ー暗い世、いやな世、去れとも、いろいろな説があるとのこと。

それから「津軽じょんがら節」。

そして、津軽の「おはら節」。鹿児島だと、おはら節といえば「花は霧島♪」ですが、各地にあるもんなんですね。

二次会は、駅前にオープンしたばかりの「屋台村」へ。こうして、前半は、本土にて過ごすこととなった。

1日の中日には、商工会の理事会と「薩摩川内市議会議員との懇談会」が催され、理事と議員との二役で出席。

後半の連休はのんびり島で過ごすことでありました。

その内の一日は、祁答院出身のご夫婦お二人を観光案内。手打の武家屋敷、資料館、昼からは、釣掛崎灯台、経塚、牧山牧場、ナポレオン岩の足下の瀬々野浦集落へと足を延ばしたのです。瀬々野浦海岸での風景には、ナポレオン岩だけでなく様々な岩の様子に感動され写真を撮っておられる。

お茶のみに立ち寄った知り合いの家では、元村議をされていたご主人の、哲学的というか宗教的な話に聴き入って時間の経つのも忘れるほどでした。

そこで、出てきたのが「邨情山趣(そんじょうさんしゅ)」なる言葉。

「山の営みを観て、遠く故郷を偲う」というような意味らしい。

「故郷」ってなんだろうと話し込むことでした。故郷に生きる人、遠く離れて故郷を偲ぶ人、帰省客の人たちの動静を話題にしながら。

「ふるさとがえり」の映画のことも話題になりました。

瀬々野浦から、西海岸を眺望しながら、自衛隊基地の「ガメラレーダー」を見上げ、昔、一人の老人が精魂込めて造った「貴船観音公園」で休憩をし、瀬尾の三滝の飛沫を浴びて、最後に森進一の「おふくろさん」の碑の前に立ち歌を聴いて締めくくりでありました。

祁答院のお二人、「下甑は満足したから、明日は上島に渡り、観光船・かのこで、海から西海岸を見上げたい」とのこと。

今年の連休、帰省客に加えて観光客の姿も多く見受けました。泳いでいる子ども達を見て、「やっぱり故郷はいいなー」と思うことでした。