日記・談義坊 /

ポピュリズムのなかの地方政治


この度、鹿大法文学部の学部長に就任された平井一臣教授の講演会があると聞いて市民会館に出かけることでした。

演題は、「危機の地方政治ー大坂橋下市政から考えるー」として、興味あるテーマでした。「ポピュリズムのなかの地方政治」について、大学での講義風に話を進められ、勉強になりました。

小泉政治以降のポピュリズムの波が地方政治のなかに流れているとのこと。

田中、竹下首相時代の政治は、右肩上がりの時代ってこともあって、地方や業界へのパイの配分が巧みな人、そのことで、地方や業界の頭を掌握することで、権力を維持していった。

利益誘導型政治の崩壊後に登場した新たな流れが地方政治の首相達の登場になっているのでしょう。阿久根の竹原市長、石原東京都知事、東国原宮崎県知事、河村名古屋市長、そして、橋下大阪市長など。橋下氏には、竹原前阿久根市長、河村名古屋市長にはない周到さとしたたかさがあるとのこと。

議会対策にしても、専決処分やリコールではなく、首相政党の育成による議会籠絡戦術。

劇場型政治家としてのパフォーマンス。

世論の動向へのアンテナはしっかりと張っている。しかし、市民的動きに対しては冷淡。教育現場にも見られるように、住民監視社会の推進など。

政治のダイナミズムの「怖さ」を知る必要があるようです。

「一度やらせてみたら」という考えも危ない。暴走しだしたら容易に止まらないのが政治の世界。

石原政治や橋下政治の危うさを認識しましょう。