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雑学・クイズ44


自治体の種類はいくつ?

自治体とは、法律上の用語では「地方公共団体」となっています。日本国憲法においても、第8章「地方自治」として1章があてられており、92条から95条までに規程されています。しかし、「地方公共団体」に関する詳細は定めておらず、「地方公共団体の組織及び運営に関する事項は、地方自治の本旨に基づいて、法律でこれを定める」とされています。
地方自治法は、この規程を受けた法律で、地方公共団体の種類も定めています。
さて、自治体の種類として正しいのは、次のうちどれでしょう。

  1. 市町村と都道府県
  2. 町内会、市町村と都道府県
  3. 市町村と都道府県以外にも多種多様な自治体がある

解説

自治体は、まず、「普通地方公共団体」と「特別地方公共団体」に区分され、次に、普通地方公共団体は「都道府県」と「市町村」に、特別地方公共団体はは「特別区、地方公共団体の組合、財産区及び地方開発事業団」に区分される。また、地方公共団体の組合には、「一部事務組合」、「広域連合」、「全部事務組合」と「役場事務組合」がある。

覚えておきたいポイントは、次のとおりである。
①「都道府県」と「市町村」の二層構造は、憲法では規定されていない。このため、憲法上保障されているのは基礎的自治体である市町村である。
②自治組織は任意の組織であり、自治体ではない。地縁団体として法人格を取得しても、財産を所有することが主な目的であり、政府部門とはならない。
なお、都の特別区は、「特別地方公共団体」であり、「普通公共団体」ではない。しかし、最近では、概ね、市町村と同様の取扱となっている。

答え