日記・談義坊 /

保安院を参考人招致


原子力発電所対策等調査特別委員会に、原子力安全・保安院の山元哲也原子力発電検査課長等3人が参考人招致された。

ストレステスト(設計上の想定を超える事象に対しどの程度の安全裕度を有するかを評価)の概要が説明され、そのことを中心に質疑もされた。

私は番外ですので、質問もたくさんはできません。時間を気にしながら、一つだけさせてもらいました。

ストレステストって、法律にも規定されず、よって、法的な担保もなく、政府統一見解にしても、一ヶ月後の責任者大臣の顔も見えないという曖昧模糊とした頼りない感じがします。そこを踏まえながら質問します。
ストレステストの政府統一見解によれば、定期点検中の原発は、1次評価で運転再開の可否を判断し、2次評価で1次評価の原発も含め全てを対象に運転の継続または中止を判断するとされるが、1次評価で「運転再開」したものを「中止」することもあるのか。あるとすれば1次評価の意味がなくなるのではないか。

現実には、1次と2次で異なる評価はでないと思うが、理屈としては、あり得る。と、分かり難い回答であった。

原子力安全・保安院は、九電が2009年に提出した玄海3号機の耐震安全性評価(バックアップ)のデータに入力ミスがあったことを明らかにしたが、なぜ、2年間も発見できなかったのか。
九電は解析を子会社の西日本技術開発に委託し、データ解析を大林組に再委託しているが、九電自身の作業と責任体制はどうなっているのだろうか?
保安院は独立行政法人「原子力安全基盤機構」がチェックを請け負っているらしいが、保安院の作業と責任はどうなっているいるのか?

「原子力の安全規制を担当する原子力安全・保安院は、原子力推進の経済産業省から分離・独立させる」という話しは進んでいるのでしょうか。

次の首相に期待しませんなら。